Torrent(トレント)を使いたいけど、P2P接続によるリスクと安全性に不安がありますか?
Torrentを安全に使う方法としてVPN接続があります。
VPNサーバーに接続することで、Torrent利用中でも実際のIPアドレスを非表示にし、ファイルを共有している他ユーザーが実際のIPアドレスを確認できなくなるため匿名性を保持できます。
IPアドレスはオンライン上のアドレスみたいなものです。
IPアドレスが特定されることは 身元特定や様々な被害に繋がる恐れがありますので、Torrentを利用する時には必ずVPN接続をしてIPアドレスを隠しましょう。
この記事では
- NordVPN、ExpressVPNの設定方法
- qBitTorrentの設定方法
- Torrent用にVPNを設定する方法
- 安全に使うためのヒント
を紹介します。
Torrent利用までのステップ
Torrent VPNプロバイダの選択から、Torrentのダウンロードまでの流れを簡単に紹介します。
Torrent利用までのステップ
- Torrent VPNプロバイダを選択、ソフトのインストール
- キルスイッチの設定
- BitTorrentクライアントのダウンロード・インストール
- Torrentサイトにアクセスする
- Torrentのダウンロード
以下では各詳細について紹介していきます。
1.Torrent VPNプロバイダを選択
Torrentを安全に使うためには優れたVPNプロバイダを選択しましょう。
無料のVPNプロバイダは個人情報の流出などのリスクがあるため絶対に利用しないでください。
VPNプロバイダにサインアップし、ソフトウェアをダウンロード・インストールし、サーバーに接続すればTorrentを安全に使用することができます。
おすすめのTorrent VPN
以下ではNordVPN、ExpressVPNを使ってTorrent用に設定する方法を紹介していきます。
2.キルスイッチの有効化
Torrent向けVPNプロバイダをサブスク、インストールしたあとは必ずキルスイッチを有効化をしましょう。
キルスイッチは長時間のTorrent利用時に意図せずにVPNが切断された時にインターネット回線も切断するため個人情報の流出を防いでくれます。キルスイッチを有効化していない場合、Torrent利用中にVPN接続が切断されると、IPアドレスが公開されたままになり、身元特定に繋がる可能性があるため必ず有効化しておきましょう。
キルスイッチを有効化方法
3.qBitTorrentソフトのダウンロード・インストール
4.Torrentサイトにアクセスする
Torrentサイトによっては、ISP(インターネットサービスプロバイダ)がアクセスを禁止している場合もあるため、Torrentサイトにアクセスする場合にもVPNに接続しておく必要があるケースもあります。
多くのTorrentサイトは広告が大量に貼り付けられており非常に利用しづらいため、NordVPNのように広告ブロッカーがあるVPNが効果的です。
5.Torrentのダウンロード
TorrentのダウンロードはMagnetリンクまたは.torrentファイルの2種類ありますが、利用者の観点からはどちらのオプションを選択してもほとんど違いはありません。
以上がTorrent VPNプロバイダの選択から、実際にTorrentのダウンロードまでの流れです。
以下ではTorrent VPNをテスト検証する方法を紹介していきます。
VPNの動作テスト
Torrentを実行する前に、必ずVPNが正常に動作しているか確認しておきましょう。違法なファイルを誤って共有してしまって、逮捕されてからでは遅いからです。
簡単に確認する場合
表示されるIPアドレスがVPNサーバーのものに変更されているかを以下のリンクから簡単に確認しましょう。
VPN接続あり/なしでテストしてみてください。
念入りに検索する場合
上記のように、IPv4リークがないことを確認するだけで、VPNが適切に機能していることを示すことができます。
ただし、より厳密に確認したい場合は、ipMagnetツールを使用してトレント利用において検証できます。
- http://ipmagnet.services.cbcdn.com/にアクセス
- Magnet linkをクリックして、ダミーのトレントダウンロードをBitTorrentソフトで再現する
- ipMagnetに表示されるIPがアドレスがVPNサーバーのIPアドレスであることを確認する
速度テストの方法
Torrentのダウンロード速度に関しては、VPNを使用した場合の影響以外の要因として最も重要なポイントを2点紹介します。
速度テストのポイント
- ピア数
- アップロード帯域幅の量
ピア数
まずはじめに、ダウンロードしているトレントをシードしているピアの数がポイントです。シードしているピアの数が多いほど、ダウンロード速度が速くなります。
速度改善のためにできることは、シード(アップローダーの数)/リーチ(ダウンローダーの数)の比率が良好なトレントを選択するだけです。ほとんどのトラッカーサイトはピアの数値を表示しています。
アップロード帯域幅の量
ポイントその2は、アップロード帯域幅の量で、BitTorrentソフト側で設定することができます。BitTorrentプロトコルは、より速いダウンロード速度でより多く共有する人々に報酬を与えることによって共有を奨励するように設計されています。
すべてのBitTorrentクライアントでは、シードに使用できるアップロード帯域幅を指定できますが、これはISPのプランによって制限されます。
キルスイッチのテスト方法
キルスイッチのテスト方法は以下の手順です。
- VPNに接続する
- BitTorrentソフトを起動する。合法的なトレントのみが実行されているときにこキルスイッチのテストを検証しましょう。
- VPNを切断する
- BitTorrentソフトを確認する。すべてのダウンロードが停止しているか確認する。停止していない場合、キルスイッチは機能していません。
まとめ
この記事ではTorrent(トレント)を安全に利用するために、Torrent用VPNを設定する方法・テスト方法を説明しました。
実際にNordVPN、ExpressVPNとqBitTorrentクライアントを使って安全にTorrentを利用するためにキルスイッチ等の設定方法を紹介しました。
Torrent用VPNとして、をおすすめしています。NordVPNは高速サーバーと信頼性を提供し、Torrentの使用も認めているので非常に安全です。
Torrentを利用する前は当記事で紹介したように、VPNのIPアドレスの確認やキルスイッチのテストを行い安全性を高めましょう。
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